管理人室
アジア環太平洋国際エイズ会議@バリ、レポートその3
8月11日(火) 三日目、午前中
昨日もらったプログラムセットの中に強力なアイテムを発見。それは、プログラム概要のデータCDロム。
白黒コピーの使えないプログラム冊子にかわり、デジタル登場
これがどのくらいありがたいか、というと、全プログラムのタイトル、説明文から、自分が知りたい情報を検索できるわけです。デジタルばんざーい。プログラムには、あらかじめ、主要な問題、ターゲット層など、キーワードも設定してあり、それぞれが主に何について語られるのか一目瞭然にかわかるようになってます。
私は主に「Sex Workers」「Sex Work」のセッションに行きたいので、さっそくさがしてみると、実はいっぱいあったー。タイトルだけをさがしていたら、全然見つけられなかったけど、これでみたら、わんさかある。なんてこったー。
セックスワーカーの問題は会議でも重要なテーマのひとつ
11日の午前中、大きな会場で行われるのは、「Falling through the Cracks: Addressing The Reproductive Health Needs Of Female Sex Workers」のお題、つまり、女性セックスワーカーの性と生殖に関する健康についてのシンポジウム。口頭セッションは、「Sex Workers Rights are Human Rights」、これは、オーストラリアのセックスワーカー労働組合「スカーレットアライアンス」がからんだ発表で、概要によると、オーストラリアの売春非犯罪化政策が、いかに当事者団体を無視したものだったかがテーマらしい。
この二つは、東さんや、他の友人がいくといっていたので、他のとこに顔出そうと探してたら。あっ!「Hotaru Akane」の名前が!
こういうところばかりに目がいく。
紅音ほたるさんは、元AV女優で、今はSTD予防啓発活動に力をいれている方。
紅音ほたる公式サイト「合言葉はつけなアカン」
http://blog.livedoor.jp/akanehotaru-noskinnosex/
そして、このセッションは、各国の若者の取り組みがテーマで、日本の若者団体wAdsも発表にきてて、そのプロジェクトに紅音ほたるさんが参加しているらしい。もしかして、紅音ほたるさんもきてるかも?となんの根拠もなく思い、このセッションにいくことにしました。
紅音ほたるさんは、とってつけたようなHIV予防啓発活動家ではなく、強い志を持って問題に挑んでおられるように思います。かつ、ギャル層やAVを見る若者男子にも広くアピールできるという強みをもった稀有な存在。これから要注目やわー。
いってみると、早稲田大学のHIV予防啓発サークルqoonの今野大一さんが壇上で発表してらした。今野大一さんとは、講師で参加させていただいていた、エイズ予防財団主催の研修で顔を合わせていたのでした。wAdsにも参加していらしたのねー。オール英語発表で内容ぜんぜんわからないながら、知った顔にあってほっと、というより、授業参観にきたおかんのような心境に。もうおばちゃん、応援しちゃうわー。
考えればあたりまえですが、ほたるさんはいらっしゃってなかったです。。。
今野さんの発表を見た後、時間があったので、他のシンポジウムにも参加することに。
会場の大きさに比例してセックスワークの問題は大きなテーマです。
一番大きなホールで行われているシンポジウムの壇上には、知ったお顔が。APNSW(アジア太平洋セックスワーカー・ネットワーク)のKhartini Slamahさん。
右から三番目の紫の服が、ゴッドマザー的元セックスワーカー、ティニ。
マレーシアのセックスワーカー活動家であるKhartiniさん、通称、ティニさんは、アジア各国のセックスワーカーをつなぐ役割を長年勤めてきている方。4年前の神戸会議など、何度かお顔を拝見させてもらってます。傍聴席には、東さんがいはったので、その横へ。
シンポジウムの大方は終わっていて、質疑応答になっていて、スカーレットアライアンスの人ががんがん質問していました。東さんの要約によると、当事者団体に落ちるはずの国や公的機関からの助成金が、その配分を決定する中間団体を通すことによって、格差が出たり、減額されているのじゃないかっていう質問だったそうです。ふおおおお。アジアのワーカー団体の活動をほとんど知らない私から見ると、こういったやり取りがなされるほど、アジアの各国では、公的機関がワーカーに対してアプローチをしており、また、そのやり方がある程度開示されていたり、批判の対象となったりしているんだ、という驚きがまずありました。各勢力、権力があり、国を超えたやり取りや動きがある、ということがとても新鮮。
今回、一緒にこの会議に参加している人は、お誘いくださった東優子さんをはじめ、海外ともつながりをもち、国外の事情にも通じているので、それほどではないと思うけれど、ほぼはじめて触れるセックスワーカーにまつわる動きに触れ、そして、その背後にある、たくさんの問題、そしてセックスワークにたずさわっている人々、というものがほんの少しだけ想像され、でも、それだけで圧倒されるものがありました。
この会議にお誘いがあった時、私がいってどうなるんやろ?と考え込んだりしていたのですが、こういうことに触れさせてもらっただけで、とてもよかった。知識としてあるだけとは、だいぶん違います、やっぱり。
だいぶん、間があいてしまいましたが、ようやく三日目。次回は、会場内にあるセックスワーカーのブースや会場の雰囲気を紹介しようと思います。
(続く!)
昨日もらったプログラムセットの中に強力なアイテムを発見。それは、プログラム概要のデータCDロム。
白黒コピーの使えないプログラム冊子にかわり、デジタル登場
これがどのくらいありがたいか、というと、全プログラムのタイトル、説明文から、自分が知りたい情報を検索できるわけです。デジタルばんざーい。プログラムには、あらかじめ、主要な問題、ターゲット層など、キーワードも設定してあり、それぞれが主に何について語られるのか一目瞭然にかわかるようになってます。
私は主に「Sex Workers」「Sex Work」のセッションに行きたいので、さっそくさがしてみると、実はいっぱいあったー。タイトルだけをさがしていたら、全然見つけられなかったけど、これでみたら、わんさかある。なんてこったー。
セックスワーカーの問題は会議でも重要なテーマのひとつ
11日の午前中、大きな会場で行われるのは、「Falling through the Cracks: Addressing The Reproductive Health Needs Of Female Sex Workers」のお題、つまり、女性セックスワーカーの性と生殖に関する健康についてのシンポジウム。口頭セッションは、「Sex Workers Rights are Human Rights」、これは、オーストラリアのセックスワーカー労働組合「スカーレットアライアンス」がからんだ発表で、概要によると、オーストラリアの売春非犯罪化政策が、いかに当事者団体を無視したものだったかがテーマらしい。
この二つは、東さんや、他の友人がいくといっていたので、他のとこに顔出そうと探してたら。あっ!「Hotaru Akane」の名前が!
こういうところばかりに目がいく。
紅音ほたるさんは、元AV女優で、今はSTD予防啓発活動に力をいれている方。
紅音ほたる公式サイト「合言葉はつけなアカン」
http://blog.livedoor.jp/akanehotaru-noskinnosex/
そして、このセッションは、各国の若者の取り組みがテーマで、日本の若者団体wAdsも発表にきてて、そのプロジェクトに紅音ほたるさんが参加しているらしい。もしかして、紅音ほたるさんもきてるかも?となんの根拠もなく思い、このセッションにいくことにしました。
紅音ほたるさんは、とってつけたようなHIV予防啓発活動家ではなく、強い志を持って問題に挑んでおられるように思います。かつ、ギャル層やAVを見る若者男子にも広くアピールできるという強みをもった稀有な存在。これから要注目やわー。
いってみると、早稲田大学のHIV予防啓発サークルqoonの今野大一さんが壇上で発表してらした。今野大一さんとは、講師で参加させていただいていた、エイズ予防財団主催の研修で顔を合わせていたのでした。wAdsにも参加していらしたのねー。オール英語発表で内容ぜんぜんわからないながら、知った顔にあってほっと、というより、授業参観にきたおかんのような心境に。もうおばちゃん、応援しちゃうわー。
考えればあたりまえですが、ほたるさんはいらっしゃってなかったです。。。
今野さんの発表を見た後、時間があったので、他のシンポジウムにも参加することに。
会場の大きさに比例してセックスワークの問題は大きなテーマです。
一番大きなホールで行われているシンポジウムの壇上には、知ったお顔が。APNSW(アジア太平洋セックスワーカー・ネットワーク)のKhartini Slamahさん。
右から三番目の紫の服が、ゴッドマザー的元セックスワーカー、ティニ。
マレーシアのセックスワーカー活動家であるKhartiniさん、通称、ティニさんは、アジア各国のセックスワーカーをつなぐ役割を長年勤めてきている方。4年前の神戸会議など、何度かお顔を拝見させてもらってます。傍聴席には、東さんがいはったので、その横へ。
シンポジウムの大方は終わっていて、質疑応答になっていて、スカーレットアライアンスの人ががんがん質問していました。東さんの要約によると、当事者団体に落ちるはずの国や公的機関からの助成金が、その配分を決定する中間団体を通すことによって、格差が出たり、減額されているのじゃないかっていう質問だったそうです。ふおおおお。アジアのワーカー団体の活動をほとんど知らない私から見ると、こういったやり取りがなされるほど、アジアの各国では、公的機関がワーカーに対してアプローチをしており、また、そのやり方がある程度開示されていたり、批判の対象となったりしているんだ、という驚きがまずありました。各勢力、権力があり、国を超えたやり取りや動きがある、ということがとても新鮮。
今回、一緒にこの会議に参加している人は、お誘いくださった東優子さんをはじめ、海外ともつながりをもち、国外の事情にも通じているので、それほどではないと思うけれど、ほぼはじめて触れるセックスワーカーにまつわる動きに触れ、そして、その背後にある、たくさんの問題、そしてセックスワークにたずさわっている人々、というものがほんの少しだけ想像され、でも、それだけで圧倒されるものがありました。
この会議にお誘いがあった時、私がいってどうなるんやろ?と考え込んだりしていたのですが、こういうことに触れさせてもらっただけで、とてもよかった。知識としてあるだけとは、だいぶん違います、やっぱり。
だいぶん、間があいてしまいましたが、ようやく三日目。次回は、会場内にあるセックスワーカーのブースや会場の雰囲気を紹介しようと思います。
(続く!)
(田中課長)