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性同一性障害の子ども、どう向き合う? 大阪でセミナー
http://mytown.asahi.com/areanews/osaka/OSK201008220138.html
性同一性障害の子ども、どう向き合う? 大阪でセミナー
2010年8月23日
心と体の性別が一致しない性同一性障害(GID)のある子どもにいかに向き合うかを考えるセミナーが22日、大阪市北区であった。GIDを巡っては、子ども側の訴えで小中学校が性別の変更を認める事例が全国で最近相次いでいる。日本性教育協会が、子どものサポートのあり方を考えようと企画し、教員ら約100人が参加した。
GID学会理事長で産婦人科医の中塚幹也・岡山大大学院教授は「世間の理解は深まりつつあるが、第二次性徴や学校の制服、水泳の授業などを巡り、当事者は周囲の対応に苦しんでいる」と指摘。受診者661人のうち4分の1が不登校を経験、自殺願望を持ったとの回答は7割近くに上っているという。一方、中学・高校の人権担当の教員を対象に行った調査では、「同性愛とGIDの違いを説明できる」「GIDの生徒が希望する性の服装での登校を認める」との回答がいずれも3割程度にとどまっており、いまだ十分に理解が進んでいない実情を紹介した。
精神科医の塚田攻(おさむ)・埼玉医科大講師は「いじめも深刻だ。GIDの子どもがトイレに入ると周囲が大騒ぎするといって、校舎の縁の下で用を足していたケースもあった。自分は頭がおかしいのかと、過小評価や孤立感に悩んでいる」と述べた。
後半の質疑応答では「ひょっとしてGIDではと思う生徒がいるが、どうかかわったらいいか」といった教員からの訴えが相次いだ。
大阪医科大のジェンダークリニックの精神科医・康純(こうじゅん)准教授は豊富な臨床経験の中から、当事者を傷つけてしまった学校の対応を複数紹介。「自分の性別に違和感があっても、スポーツや絵画など打ち込めるものがあり、いじめを予防できれば自殺や自傷行為といった深刻なケースには至らない。その子らしさをいかに実現させるか、教育現場にできることは多い」と指摘した。(机美鈴)
リンク元 : asahi.com MY TOWN 大阪
性同一性障害の子ども、どう向き合う? 大阪でセミナー
2010年8月23日
心と体の性別が一致しない性同一性障害(GID)のある子どもにいかに向き合うかを考えるセミナーが22日、大阪市北区であった。GIDを巡っては、子ども側の訴えで小中学校が性別の変更を認める事例が全国で最近相次いでいる。日本性教育協会が、子どものサポートのあり方を考えようと企画し、教員ら約100人が参加した。
GID学会理事長で産婦人科医の中塚幹也・岡山大大学院教授は「世間の理解は深まりつつあるが、第二次性徴や学校の制服、水泳の授業などを巡り、当事者は周囲の対応に苦しんでいる」と指摘。受診者661人のうち4分の1が不登校を経験、自殺願望を持ったとの回答は7割近くに上っているという。一方、中学・高校の人権担当の教員を対象に行った調査では、「同性愛とGIDの違いを説明できる」「GIDの生徒が希望する性の服装での登校を認める」との回答がいずれも3割程度にとどまっており、いまだ十分に理解が進んでいない実情を紹介した。
精神科医の塚田攻(おさむ)・埼玉医科大講師は「いじめも深刻だ。GIDの子どもがトイレに入ると周囲が大騒ぎするといって、校舎の縁の下で用を足していたケースもあった。自分は頭がおかしいのかと、過小評価や孤立感に悩んでいる」と述べた。
後半の質疑応答では「ひょっとしてGIDではと思う生徒がいるが、どうかかわったらいいか」といった教員からの訴えが相次いだ。
大阪医科大のジェンダークリニックの精神科医・康純(こうじゅん)准教授は豊富な臨床経験の中から、当事者を傷つけてしまった学校の対応を複数紹介。「自分の性別に違和感があっても、スポーツや絵画など打ち込めるものがあり、いじめを予防できれば自殺や自傷行為といった深刻なケースには至らない。その子らしさをいかに実現させるか、教育現場にできることは多い」と指摘した。(机美鈴)
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